何を探しながら聞くか?

2020/02/21

昨年の11月7日のブログ(組織の活性化で大切なこと)で、 「組織の活性化に向けて、一番心掛けるべきことを一つだけ上げるとしたらなんですか?」と聞かれて、「率直な対話」とそれができる職場づくりのために「前向きな振り返り」を習慣づけることだと答えているという話題を書きました。

 

 

 

ある方から、「あれが参考になったので、その次に大事なことを教えてくださいよ」と質問を受けまして、またまた困ってしまったわけなんですが。繰り返しになりますが、何しろ絶対的な正解のない世界ですし、日頃は報酬をいただいてご相談に乗っている立場ですので…(これは冗談です)。

 

 

 

さて、今回お答えしたのはですね、

 

「上司の部下の話を聞く態度を改める」ですね。

 

 

 

【オフィスの様子を眺めていると・・】

 

コンサルティングのプロセスで、職場に席を置いてもらってしばらくオフィスを観察する、ということも時々やるんですね。

 

 

最初のうちは「よそ者が見張っている」というので、警戒しよそ行きの行動を取っているのですが、しばらくいると溶け込んできて、普段の姿が見えてきます。

 

 

すぐに気が付くことがあるんですね。

 

それは部下が上司に相談や、報告や、判断を仰ぎに行った際の話の聞き方が違うということなんです。

 

 

 

活性度が低い職場(会社)と、活性度が高い職場(会社)では、180度聞き方が違います。

 

根本は「何を探しながら部下の話を聞いているか?」なんですね。

 

 

 

【活性度の低い職場の場合】

 

体が後ろに最低5度くらい傾いており、多くの場合腕を組んでいる。

場合によっては眉間に皺が寄っており、何を探しながら聞いているかというと・・・。

 

「指摘すべきところを探しながら聞いている」

 

話が終わった時に、指摘事項をフィードバックするために話を聞いているわけです。

指摘事項のフィードバックを「BADメッセージ」と呼んでいます。

 

言葉を変えれば「BADメッセージを出すつもりで聞いている」ということです。

 

 

・データが足りないから説得力に欠ける

・こことここが論理的でない

・ここは掘り下げが甘い

等々のご指摘で、やり直しになります。

 

 

 

 

【活性度の高い職場の場合】

 

体が「前に」5度くらい傾いて、前のめりに、面白いところ、有望なところを探しながら聞いている。

腕は組まず、場合に寄っては熱心にメモを取りながら聞いていたりする。

何を探しながら聞いているかというと・・・。

 

「面白いことを探しながら聞いている」「成功の種を探しながら聞いている」

 

言葉を変えれば「GOODメッセージを出すつもりで聞いている」ということです。

 

 

・こことここはメチャメチャ面白いね

・この点にとても可能性を感じる。さらに説得力を上げるために●●を調べてみたら

・いい線いっていると思うから、先輩の何々君に相談しながらGOしてくれ

等々GOODメッセージがあった上で、指摘事項は前向きに表現されることが多くなります。

 

 

上司が部下の話を「何を探しながら聞くか」と「どういうメッセージを出すつもりで聞くか」は、組織風土に多大なる影響を与えることを、今一度考えてみてください。

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