

「チームワーク」7つのポイント
組織ラジオ#008では「チームワーク」について語り合いました。 恒例になりつつある(時々断念する時もありますが)ブログでの補足解説であります。 チームワークについて、ラジオで語られなかったことも含めて7つのポイントでまとめてみました。 1.チームの目的と目標を明確にする 2.役割分担を明確にする 3.相互信頼を高める 4.メンバーの実力差を埋める努力をする 5.チームワークは劣化する前提で見直す 6.「夢の交差点」という考え方 7.よいチームワークは非常時に力を発揮する 1.チームの目的と目標を明確にする 何事もそうですが、何かのための対策のはずがそれ自体が目的になってしまうことが多いですね。 この「チームワーク」もそういう傾向があるように思います。 チームワークをメンバー同士が仲よくなることというような定義理解で、飲みニュケーションやレクリエーションでお互いの距離を縮めることに努力します。 そのこと自体は悪いことではないのですが、目的を持って集まっているチームですので、チームワークはその目的の実現や目標の達成に繋がるものでなければ意味がありませ


「人事異動」の会社にとっての意味
「組織ラジオ#006」では、人事異動をテーマに語り合いました。 ぜひお聞きください。 ラジオの中で人事異動には「会社にとっての意味」と「社員にとっての意味」の二つの視点があるという話がありました。 ラジオでは「個人にとっての意味」がメインでしたので、ブログでは「会社にとっての意味」に触れてみます。 【会社にとっての意味】 ①事業戦略に沿った戦略的「人員配置」 ②社員に経験を積ませる「人材育成」 ③マンネリを打破する職場の「活性化」 ④新しい人の目で業務を再構築する「業務改善」 ⑤上司・部下などの相性を考慮した「人間関係」 会社にとっては、この5つぐらいの意味があるのではないかと思います。 一番の目的は①の戦略的人員配置にあると思いますが、これについて今回は4つのことを取り上げたいと思います。 ・適所適材
・人事データベース
・シミュレーションと効果検証
・少数が精鋭を作る 1.適所適材 これまでは「適材適所」という順番で語られることが当たり前でした。 その人の能力・性質をよく把握して、それにあてはまる地位や任務を与えること。 人(人材)が先